パワーポイント初心者の方こんな悩みありませんか?
・テキスト配置はできるが図形
やグラフは配置できない
・デザインのセンスがなく図形
を置くとダサくなる
・図形の色変更や配置の仕方が
いまいちわからない
・画像の挿入の仕方や編集の
仕方がわからない
このようなオブジェクトに関するお悩みをお持ちの方は今回紹介する記事でスッキリ解決できます。
プレゼン資料はどんなに中身が優れていても図形や画像の見栄えが悪いと読まれなくなります。
その結果伝わらないスライドとなり、目的の
- 成約につなげる
- 企画を通す
- 購入してもらう
を達成することができません。
この記事ではそのような問題を解決するために「見やすい図形・グラフ・表・画像の作り方のコツ13選」を徹底解説します。
基本的な作り方から、見た目を整えるコツを詳しく解説しています。
この記事を読んでいただくと、ただテキストを配置するだけのスライドとはおさらば。
オブジェクトを使いこなし、より伝わるスライドを作成できるようになります。
スライド作成ではオブジェクトは必須。
オブジェクトのコツを抑えて伝わるスライドを作成していきましょう。
デザインを一から自分で考えるのは不安。センスもないしプロの作ったものを使いたい!という方はこちらの記事を参考にしてください。
スライド作成は時間がかかる。
「テンプレート」を活用し時間を短縮し、オシャレなデザインに仕上げていきましょう。
無料で使うこともできるので参考にして下さい。
図形を作成するコツ4選
図形を作成する上で抑えておくべきコツは4つ
- 図形は塗りと囲みを一緒に使わない
- 図形と文字のバランスを整えて見やすく配置する
- 矢印図形を使いこなして視線を誘導する
- 応用すれば流体シェイプも作れる
一つ一つ解説していきます。
その前にまずは基本的な図形の配置方法を紹介。
図形の配置方法
「挿入」→「図形」を選択すると
任意の図形を選択可能
マウスの左クリックを押しながら移動すると任意のサイズで配置できます。
サイズの変更も簡単。
図形をクリックしてから白丸の部分を引っ張ればサイズを変更可能。
- 横の真ん中を引っ張れば横長に
- 下の真ん中を引っ張れば縦長に
- 角を引っ張れば縦・横同時に変更可能
配置した図形の色を変更したり、枠を追加することもできます。
「図形の書式」→「図形の塗りつぶし」で色の変更。
「図形の枠線」で枠の変更が可能です。
コツ1.図形は塗りと囲み(枠)を一緒に使わない
図形を配置する際に「塗り」と「囲み」を一緒に使うと、くどい印象を与え見にくくなります。
図形を配置する際は「塗り」か「囲み」どちらか一方に統一していきましょう。
パワーポイントの初期設定では塗り+囲みで設定されているので注意が必要です。
具体例で見てみましょう。
悪い例|塗り+囲み
- 一つの図形に対して塗りと囲み両方使っている
ごちゃごちゃした印象があり読みにくいですね。
良い例|塗りのみor囲みのみ
- 一つの図形に対して塗りか囲みどちらか一方だけ使用
先程のものよりもだいぶスッキリしました。
基本は塗りか囲みどちらかで使う
と覚えておきましょう。
塗りと囲みを上手に使う方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【簡単オシャレ】パワーポイント|図形の塗り・囲みを使いこなすテクニック8選!
コツ2.図形と文字のバランスを整えて見やすく配置する
スライドを作成する上で良く使うのが図形の中に文字を配置する構成。
初期設定のまま図形に文字を打ち込んでいくと行間が狭く、図形と文字の間隔も狭い。
その結果ギチっとした印象のデザインとなります。
文字の行間調整とともに、図形と文字間にスペースも作っていきましょう。
具体例でみていきます。
悪い例|図形と文字が詰まったデザイン
- 文章の行間が狭い
- 図形のフチと文章の間隔が狭い
窮屈な印象となりなんだか読みにくいですね。
良い例|図形とテキストにスペースをつくったデザイン
- 図形と文章の間に1文字分のスペース
- 行間を倍率1.3倍に
ゆとりが生まれて文字が読みやすくなります。
図形と文字の間隔は上下左右に1文字分
行間は0.5~1文字分
上記を目安にスペースを広げると見やすいデザインになります。
他にも
- 行長を長くしすぎない
- 末尾の区切りを読みやすく改行する
などを修正することでさらに見やすくなります。
図形と文字の間隔の作り方はこちらの記事でも詳しく解説。
【これだけで変わる!】知っておきたい図形と文字の上手な組み合わせ5選!
行間調整の仕方はこちらの記事を参考にしてください。
【初心者もできる】パワーポイントでの見やすい文字配置のコツ|基本原則も解説!
コツ3.矢印図形を使いこなして視線を誘導する
スライド作成で必ず使うのが矢印。
矢印は直感的に
ここの次はここを見ればいいのね!
と視線の流れを誘導することができます。
なので矢印の効果は
時間の流れを作る
文章と文章を結ぶ
図形と図形を結ぶ
と自然に視線の流れを誘導する効果があります。
スライド作成の上では視線の流れを意識して配置することも大切です。こちらの記事で詳しく解説しています。
【Zの法則で見やすく・伝わるスライドが作れる】視線誘導のポイントを徹底解説!
矢印作成のコツ
使いやすい矢印ですが、使い方を間違えると不格好になりやすいです。
ポイントは2つ
- 歪めない
- 色を目立たせない
悪い例|歪んだ矢印
- 矢印が極端に短い・長い
矢印は縦横比を変更すると途端にダサくなってしまいます。
- 太くしない
- 細長くしない
を意識して作成しましょう。
良い例|歪めずに配置した矢印
- 縦横比を固定して配置
縦横比を変更せずに配置すると見やすい矢印になります。
Shiftを押しながらサイズ変更
することで縦横比を固定した状態でサイズを変更することができます。
非常に便利なので覚えておきましょう。
悪い例|色の強い矢印
- 矢印に原色を使っている
- 枠をつけている
矢印は主役ではなく、あくまでも脇役。
目立ちすぎてはいけません。
目立ちすぎて矢印に目が移ってしまいます。
良い例|グレーにした矢印
- 矢印の枠をなくしグレーに設定
これで主役の邪魔になりません。
枠もつけずにシンプルにデザインしていきましょう。
矢印の作成方法はこちらで詳しく解説しています。パワーポイントでもさまざまな種類の矢印を作成することができます。
【極矢印デザイン】パワーポイントで矢印図形を使いこなすコツ|作成方法9種解説!
おすすめの矢印
通常の矢印は増減を表したり、対立関係を表したりする際には使用しやすいですが、それ以外の場面では少々目立ちすぎてしまいます。
なのでおすすめは三角矢印
目立ちすぎず自然に視線を誘導してくれます。
どんなデザインとも合いやすく非常におすすめの矢印です。
三角矢印作成方法
図形の「基本図形」→「二等辺三角形」をShiftを押しながら縦横比を固定して配置します。
他にも様々な矢印をパワーポイントで作れます、こちらの記事では良く使う矢印9種類の作り方を詳しく解説。
【極矢印デザイン】パワーポイントで矢印図形を使いこなすコツ|作成方法9種解説!
コツ4.応用すれば流体シェイプも作れる
パワーポイントでもオシャレな図形を作成することができます。
その中でもおすすめは流体シェイプ。
図形の「曲線」を使えば簡単に作ることができます。
このように流体シェイプを使うことで変化に富んだスライドを作成することができますよ。
具体的な作成方法についてはこちらの記事で解説しています。
【パワーポイントでできる!】オシャレな流体シェイプの作り方|グラデーションも解説
グラフを作成するコツ3選
グラフをエクセルで作成してポンッとそのままパワーポイントへ
これだと見にくいグラフのできあがりです。
読み手の目線に立って見やすいグラフを作成していきましょう。
グラフの作成のコツは3つ
- グラフの情報を絞る
- グラフの伝えたい部分を目立たせる
- グラフを瞬時に理解できる配置にする
グラフの作成方法
「挿入」→「グラフ」
作りたいグラフを左側の一覧から選ぶ。
棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなど。
グラフを選んだら右上からグラフの細かな種類を選ぶこともできる。
グラフを挿入するとエクセルが同時に開く。
エクセルに必要な情報を入力するとグラフが作成される。
色の変更やタイトルの変更、目盛りの変更など細かな設定については
こちらの記事で詳しく解説しています。
コツ1.グラフの情報を絞る
グラフ作成時は情報を絞りましょう。
スライドの目的は瞬時に伝えるべき情報を伝えることなので
作成したグラフをそのままのせるだけでは読み手が
どこを見ればいいの?
となってしまいます。
伝えるべき情報に絞りグラフを作成しましょう。
具体的に円グラフと棒グラフで見ていきます。
悪い例|情報が多い円グラフ
- 項目数が多くごちゃごちゃした印象
- 全ての項目に統一感のない色を使用しているためどこが重要かわからない
- 凡例がグラフの外にあり、一つ一つどれがどこか?を何度も視線を往復する必要がある
これでは読み手に親切ではありません。
良い例|情報を絞った円グラフ
- 項目を絞り小学生・中学生・高校生の3つ
- 強調したい小学生の部分のみに色
- 凡例は円グラフの中に移動することで瞬間的にどれが何を示しているかが理解できる。
色は強調部分以外はグレーに設定しておくと悪目立ちしません。
凡例はパワーポイントの「グラフのデザイン」→「クイックレイアウト」で中に入れることができます。
しかし思うような場所に配置できないときは、テキストボックスを円グラフの上に挿入するのも良いですね。
悪い例|情報が多い棒グラフ
- 棒グラフ全ての色が異なりどこが重要かがわかりにくい
- 棒グラフに対しての枠線と罫線があることで線が多くゴチャついた印象になっています。
- 凡例が棒グラフから離れどれがどこを示しているかが瞬間的にわからない
良い例|情報を絞った棒グラフ
- 強調したい部分のみに色をつけ他はグレーに変更
- 罫線と枠線は不要なので削除
- 罫線を削除すると数値が読み取りにくくなるので、棒グラフの上に数値を追加
- 凡例は対応する棒グラフの直下に配置
見た瞬間に重要な部分とその数値を読み取ることができますね。
見やすいグラフ・円グラフの作成方法はこちらで詳しく解説
【一瞬で伝わる】グラフの選び方と見やすいグラフを作成するコツ7選|画像付きで解説
コツ2.グラフの伝えたい部分を目立たせる
グラフは伝えたい部分は何か?を明確にしその部分を強調する必要があります。
強調の方法は主に2つ
- 色で強調
- 文字のサイズで強調
色で強調する
最も強調されるのが色。
強調したい部分のみに色をつけ。その他は目立ちにくいグレーに設定。
強調する際の色は
- ポジティブメッセージ(前向き)であれば青
- ネガティブメッセージ(後向き)であれば赤
これが基本的な色のイメージになります。
表現したい内容に合わせた色で強調していきましょう。
色イメージについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【もう色で悩まない】パワーポイント初心者でもわかる色使いのコツ3選!
文字のサイズで強調する
色とともに文字のサイズにメリハリをつけると強調部分が瞬間的に理解できるようになります。
強調したい部分の項目名と数値とも大きく設定。
その他の文字はやや小さめにしてメリハリをしっかりとつけています。
大きくする際のポイントとして
数値は大きく単位を小さくする
今回のグラフで言えば、「70」を大きくし「%」を小さくしています。
スライド作成の上で見やすい文字の大きさについてはこちらの記事で解説しています。
【初心者でもできる】伝わるパワーポイントの作り方|見やすい文字にするコツ5選!
コツ3.グラフを瞬時に理解できる配置にする
読み手に優しいグラフは瞬時に理解できる配置になっています。
瞬時に理解してもらうための配置のポイントは2つ
- 数値・凡例をグラフに近づける
- 左グラフ・右メッセージに配置する
数値・凡例をグラフに近づける
グラフを読み取るための視線の往復を減らす配置にしましょう。
悪い例
- 凡例がグラフから離れている
- 数値が読みとりにくい
凡例が離れているため対象のグラフを探すために何度も上下に視線を往復。
数値を読みとるためには右左に視線を往復する必要があります。
良い例
- それぞれのグラフ側に凡例を配置
- 最終的な数値もグラフ側に配置
グラフのすぐそばに配置することで読み取る手間を減らしています。
左グラフ・右メッセージに配置する
「左グラフ左・右メッセージ」が最も理解しやすい配置と言われています。
なぜなら
人は
- 左側を認識する右脳でグラフや写真などの非言語を処理
- 右側を認識する左脳で言語を処理
このことから左側にグラフや写真を配置し、右側にはメッセージなどの文章を配置すると脳の特性も抑えた配置になります。
表を作成するコツ3選
表はパワーポイントでも簡単に作成することができます。
初期設定のまま表を作成すると行間が狭かったり、色がダサくなってしまったりします。
表作成のコツ3つ紹介します。
- 表の罫線と色を絞る
- 表を整列させる
- 表のグループを分ける
表の作成方法
「挿入」→「表」で挿入したい行・列を選択するだけで配置できます。
行・列を追加したい場合は「レイアウト」から「行・列を挿入」を選択することで実行できます。
コツ1.表の罫線と色を絞る
表の主役は文字になるので、色や罫線が多すぎるとそちらに目が行ってしまい肝心な文字に意識が向きにくくなります。
色・罫線は最低限に抑えていきましょう。
罫線を絞る
罫線のポイントは
- 線を細く・薄くする
- 不要な罫線は減らす
悪い例|線太い
- 罫線が太すぎると圧迫感がうまれ数値が読み取りにくい
良い例|線細くややグレー
- 罫線を細くし色を軽いグレーに変更すると罫線の存在感が薄まり数値が読み取りやすく
良い例|罫線を減らす
- さらに縦の罫線を削除すると余白がうまれスッキリした印象に
罫線の太さ・色の変更や横罫線の表を作成する方法はこちらの記事で解説しています。
【見やすい表の作り方】パワーポイントでの作成方法を画像つきで具体的に解説!
色を絞る
色を増やしすぎるとごちゃごちゃ。
その結果どこが重要かわからなくなってしまいます。
色は強調部分のみ使用していきましょう。
悪い例|色が多い
- 色が多すぎてどこを見れば良いかがわからない
さまざまな場所に色がつけられ、どこに目を向けて欲しいかがわかりにくい。
良い例|ポイントのみ色
- 色が絞られ見るべきポイントが瞬時にわかる
強調したいポイント部分のみに色をつけると伝わりやすくなります。
コツ2.表を整列させる
表は初期設定のまま文字を打ち込んでいくと枠と文字の間が狭く、読みにくくなります。
また行間も狭くぎちっとした印象になりやすいです。
配置に関しても単語と数字の配置の仕方は異なります。
適切な位置に配置していきましょう。
なので表を整列させる際のポイントは
- 余白をつくる
- 適切な位置に揃える
この2つです。
余白をつくる
悪い例|余白なし
- 枠と文章の間に隙間がなく窮屈に
窮屈になると読みにくくなります。
良い例|余白あり
- 文章と枠の間に余白を作ると読みやすく
余白を意識的に作ることで、表は格段に見やすくなります。
余白の作り方に関してはこちらの記事で解説。
【見やすい表の作り方】パワーポイントでの作成方法を画像つきで具体的に解説!
適切な位置に揃える
文字の位置は
- 文章は左揃え
- 単語は上下中央揃え
- 数字は右揃え
で整列させると見やすい表になります。
基本文章
基本的な文章などは左揃えで統一
単語
単語は上下左右中央で揃えると見栄えが良くなる。
数字
数字は左揃えにすると、桁数がバラバラになり判読しにくくなります。
右揃えにすることで桁が合い判読しやすくなります。
コツ3.表のグループを分ける
表は項目とデータのグループが異なるのでわかりやすく表現する必要があります。
シンプルな黒枠のみだとグループがわからないので
- 表の塗り
- 線の太さ
でグループ分けしていくと良いです。
悪い例|同じ色
- 同じ色だと項目とデータの境目がわかりにくい
良い例|項目に色
- 項目に色をつけるとグループが明確に
悪い例|全て同じ太さ
- 全ての枠が同じ太さでグループがわかりにくい
良い例 項目で太さ変える
- 項目の境界線を太くすることでグループがわかりやすく
表に色をつける方法や線の太さを変更する方法はこちらの記事で解説。
【見やすい表の作り方】パワーポイントでの作成方法を画像つきで具体的に解説!
画像を作成するコツ3選
画像はそのまま配置するのではなく、トリミングやサイズの調整をしてより伝わりやすい画像に修正していきましょう。
修正する上でのコツは3つ。
- トリミングや背景削除で重要な部分を強調する
- 色を変更してスライドイメージに合わせる
- 透明度を調整し背景として使用する
画像挿入方法
スライドに画像を挿入する方法は複数あります。
- 挿入から画像
- ドラッグ&ドロップ
- コピー&ペースト
挿入から画像
「挿入」→「画像」で
- デバイスからか
- オンライン画像か
どちらかで挿入することができます。
ドラッグ&ドロップ
ダウンロードした画像をドラッグして挿入したいスライドにドロップすることでも配置させることができます。
Ctrl+C→Ctrl+V
最もスタンダードな方法。
Ctrl+Cで画像をコピーし、挿入したいスライド上でCtrl+Vでペーストします。
コツ1.トリミングや背景削除で重要な部分を強調する
画像をダウンロードや撮影したものをそのまま配置すると
- 対象物が小さい
- 対象以外のノイズが入っている
- サイズがバラバラな画像が並ぶ
これらにより、伝わりにくい画像になってしまうことも。
トリミングでサイズを調整したり、背景削除で対象物を明確にすることで伝わりやすい画像になります。
トリミングでサイズを調整
悪い例|サイズがバラバラ
- 適当に画像を配置しており、サイズも縦横比もバラバラで統一感がない
これでは適当に作った印象を持たれます。
良い例|サイズ統一
- トリミングでサイズ・縦横比を統一
統一感が出て洗練された印象となります。
悪い例|画像が小さい
- 料理の画像が小さく美味しさがあまり伝わらない
良い例 画像が大きい
- トリミングで料理のみを切り出し、さらにスライドいっぱいに大きく配置
料理が際立ち美味しさを感じます。
このようにトリミングをして対象物を切り出すことで伝わるイメージを大きく変えることができます。
トリミングの具体的な方法についてはこちらの記事で解説しています。
【画像で伝わる】プレゼン資料作成|パワーポイントでの画像加工・配置のコツ7選
背景を削除して対象物を目立たせる
色付き背景が不要であれば「背景削除」で人物のみを切り抜くことができます。
背景削除すればこのように別のオブジェクトを重ねて使用できるようになります。
背景削除の具体的な方法についてはこちらの記事で解説しています。
【画像で伝わる】プレゼン資料作成|パワーポイントでの画像加工・配置のコツ7選
コツ2.色を変更してスライドイメージに合わせる
パワーポイントのスライドに挿入した画像は「図の形式」→「色」から簡単に変更することができます。
スライド全体のイメージカラーに合わせて変更すると統一感が出ます。
統一感が出ると洗練された印象を与えることができ、プレゼンに興味をもってもらいやすくなります。
コツ3.透明度を調整し背景として使用する
画像は透明度を調整することで、背景として使用することができます。
透明度の調整で薄くすることで画像の上に文字を見やすく配置可能。
背景を画像にすることでインパクトが出るので、表紙や中表紙に使用しメリハリをつけることができます。
悪い例 文字と同化
- 背景と文字にコントラストがなく、文字が見にくく
これでは見にくいですね。透明度を調整してコントラストを出しましょう。
良い例 コントラストで見やすい
- 画像の透明度を調整することで、画像と文字にコントラストがうまれ文字が見やすく
背景として使用する場合は透明度を調整し文字を読みやすくしていきましょう。
透明度の調整の方法はこちらの記事で解説しています。
【画像で伝わる】プレゼン資料作成|パワーポイントでの画像加工・配置のコツ7選
まとめ
パワーポイントに不慣れでデザインに自信のない新人ビジネスマンや、パワーポイント初心者の方に覚えてほしいパワーポイント作り方のコツ13選を解説してきました。
今回紹介した13個のコツを実践できるようになれば間違いなく今より伝わるスライドを作成することができるようになります。
まずは図形のコツ4選を紹介。
- 図形は塗りと囲みを一緒に使わない
- 図形と文字のバランスを整えて見やすく配置する
- 矢印図形を使いこなして視線を誘導する
- 応用すれば流体シェイプも作れる
図形の初期設定は塗りと囲みになっていますが、一緒に使用するとごちゃつきダサくなりやすいです。
図形は枠or塗りどちらかに絞りましょう。
【簡単オシャレ】パワーポイント|図形の塗り・囲みを使いこなすテクニック8選!
図形の中に文字を配置することは多いですが、初期設定では行間が狭くさらに文字と図形の隙間がない詰まったデザインになりやすいです。余白を意識し図形と文字のスペース、行間を作っていきましょう。
【これだけで変わる!】知っておきたい図形と文字の上手な組み合わせ5選!
矢印図形はプレゼン資料を作成する上で必ずといっていいほど使います。
矢印はあくまでも脇役なので目立ち過ぎないデザインにするのが基本です。
おすすめは三角矢印で色はグレー。
矢印で視線を上手く誘導し最も伝えたいメッセージを届けていきましょう。
【極矢印デザイン】パワーポイントで矢印図形を使いこなすコツ|作成方法9種解説!
さらに図形は応用すれば流体シェイプも作成可能です。
普段とな異なる資料作成やチラシ作成の際に重宝します。以外に簡単にできるのでぜひ実践してみてください。
【パワーポイントでできる!】オシャレな流体シェイプの作り方|グラデーションも解説
次にグラフのコツ3選を紹介。
- グラフの情報を絞る
- グラフの伝えたい部分を目立たせる
- グラフを瞬時に理解できる配置にする
エクセルで作成する読み込むためのグラフと、プレゼン資料として作成するメッセージとしてのグラフではデザインが大きく変わってきます。
プレゼン用のグラフは瞬間的に理解してもらうことが重要なので情報は絞っていきます。
余計な色、罫線、凡例は削除し伝えたいポイントのみを強調していきましょう。
強調のためには
- 伝えたい部分のみに色をつける
- 文字サイズを大きくする
などが効果的です。
また瞬時に理解してもらうためのグラフと文字の配置は
左グラフに右メッセージです。この配置は脳の特性上理解しやすいもの。
プレゼンの目的は聴者に理解してもらい行動に移してもらうことなので、聴者ファーストでデザインしていきましょう。
【一瞬で伝わる】グラフの選び方と見やすいグラフを作成するコツ7選|画像付きで解説
続いて表のコツ3選を紹介。
- 表の罫線と色を絞る
- 表を整列させる
- 表のグループを分ける
グラフ作成時と同様に表に関しても余計な罫線や色を減らし、伝えたい部分のみに色や枠をつけて強調していきます。
表も初期設定だと、枠と文字の間のスペースがなくなり窮屈な印象を与えやすいです。
整列のポイントとしては
- 基本左揃え
- 単語は中央揃え
- 数値は右揃え
このポイントにそって整列させていきましょう。
項目とデータがグループが異なるので色or線の太さでグループ分けをすると瞬間的に理解できるようになります。
【見やすい表の作り方】パワーポイントでの作成方法を画像つきで具体的に解説!
最後に画像を作成するコツ3選を紹介。
- トリミングや背景削除で重要な部分を強調する
- 色を変更してスライドイメージに合わせる
- 透明度を調整し背景として使用する
画像は撮影したものやダウンロードしたものをそのまま載せるだけでは伝わりません。
伝えたいメッセージにそって画像をトリミングして強調したり、背景削除でノイズを減らしていきましょう。
また、スライドにはメインカラーを設定しそのカラーに合わせて画像の色を調整すると統一感が出て洗練されたプレゼン資料となります。
スライドは、全てのページが同じ構成だと単調となり飽きられやすいです。
そんなときは画像を全面に配置し透明度を調整し背景として使いましょう。
透明度を上げることで文字をのせても視認性が高くなります。
表紙や中表紙でも有効に活用できます。
【画像で伝わる】プレゼン資料作成|パワーポイントでの画像加工・配置のコツ7選
今回紹介したパワーポイントの作り方のコツ13選の中から使いやすいものからぜひ実践して、スライドをブラッシュアップ。
伝わるスライドを作成していきましょう。
Office製品をなるべく安く購入したい