【おしゃれ】パワーポイント見やすい表作成のコツ6選|色・罫線を使いこなす!

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表は情報をまとめ、わかりやすく表現する際に必要不可欠。

プレゼンスライドを作成する際に使うこと多いですよね。

表を作成する際にこんな悩みはありませんか?

・表がごちゃついて見にくい
・結局何が重要かわからない
・罫線が目立つがどう直せば
 いいかわからない

これらの悩みに対しては、今回紹介する

『見やすい表作成のコツ6選』を実践していただければ解決することができます。

表は初期設定のままだと、罫線が目立ってしまったり、グループがわかりにくくなっています。

表の主役はあくまでも文字。他の要素が目立ってはいけません。

なので初期設定のまま使用すると読者にとってはわかりにくいものになります。

ひと手間必要になりますが、プレゼンで重要なのは読者に理解してもらうことなので、

デザインを整えて見やすい表を作成していきましょう。

この記事では、画像つきで具体的に表の作成方法と、読者に理解してもらうために必要な

『見やすい表作成のコツ6選』を紹介していきます。

記事を読み終えると、今後表の作り方で悩むことはなくなり、見やすく読者が理解できる表を作成することができます。

ぜひ実践してみて下さい。

表と同じく抑えておきたいのがグラフ作成のコツ。

【一瞬で伝わる】グラフの選び方と見やすいグラフを作成するコツ7選|画像付きで解説

詳しく解説しています。合わせて読んでみてください。

表は初期設定のままだと少々見にくい。
色や罫線の調整を行っていきましょう。

スライド作成は時間がかかる。
「テンプレート」を活用し時間を短縮し、オシャレなデザインに仕上げていきましょう。
無料で使うこともできるので参考にして下さい。

時間短縮・伝わるデザインになるシンプルテンプレート紹介

目次

パワーポイント表の作成方法

表の作成方法を解説していきます。

基本操作は問題なくできるよ

という方は読み飛ばしていただいて構いません。

  1. 表の挿入
  2. 行・列の追加
  3. 罫線の追加・削除
  4. デザインの変更

表の挿入

表の挿入の仕方は

  1. パワーポイントから直接
  2. Excelから

の2種類あります。

パワーポイントでの表の挿入方法

挿入方法

表の挿入方法

『挿入』→『表』

挿入方法は3種類

  1. 挿入したい列・行数を囲う
  2. 挿入したい列・行の数を入力する
  3. パワーポイント上でExcelシートを開き挿入する
行・列を指定する

1の列・行数を囲うのが直感的かつ一番速くおすすめです。

Exelでの表の挿入方法

挿入方法

Exelで表を作成

Exwlから表を挿入する方法

挿入したい表の範囲をドラッグしコピー

コピーしたものをパワーポイントで貼り付けるだけ

Exelからパワーポイントへの貼り付け方法は5パターン

貼り付け先のスタイルを使用

パワーポイントで設定されているデザインで挿入されます。

  • 全体のデザインに合わせやすく統一感を出しやすい

元の書式を保持

Excelで作成したデザインで挿入されます。

  • Exelの罫線や色をそのまま使用できる

埋め込み

デザインは元の書式を保持した状態ですが表をダブルクリックすると

Excelの画面に切り替わり、データを編集をすることができます。

  • 貼付け後にもデータ編集が必要な場合は埋め込みを使用しておくと便利

図として貼り付けると、画像と同じ扱いになります。

  • 画像と同様の効果を使用することができる

しかし数値の変更は行えなくなります。

テキストのみ保持

Excelのテキスト部分のみを貼り付けることができます。

  • 表なしにしテキストや数値のみを抜き出したい場合におすすめ

行・列の追加

行・列を追加

表の行・列を追加する方法です。

追加方法

表の行と列の追加方法

『レイアウト』→『行・列の挿入』

挿入する方向を指定して行・列を挿入することができます。

表右クリックからの追加

表を右クリックしてから行・列を挿入することもできます。

*表全体ではなく、表の中をクリックして右クリックすると出ます。

罫線の追加・削除

表を横線のみにする

罫線の追加・削除の方法です。

罫線の選択

『テーブルデザイン』→『罫線』

罫線の追加・削除は2種類

  1. 罫線の場所を指定して一括で変更
  2. 罫線を直接引く・削除するで部分的に変更

1.罫線の場所を指定し変更する方法

変更したい表を選択し

罫線の表示

表示したい罫線を選択します。

グレーになっている部分が現在表示されている罫線。

様々な表

枠なしにすればデータのみ(右上)

枠なしを選択して外枠を選択すれば外枠のみ(真ん中)

枠なしにして横罫線を引けばシンプルに(右下)

このように罫線の使い方一つで様々な種類の表を作成することができます

表の罫線部分的な変更

範囲を選択すれば部分的な変更もできます。

このスライドでは部分的に罫線を削除しています。

2.罫線を直接引く・削除する方法

罫線の削除・引き方

表を選択し「テーブルデザイン」→「罫線を引く」or「罫線の削除」

罫線の選択

「罫線を引く」を選択し引きたい部分を左クリックしながらなぞれば線が引けます。

削除は「罫線の削除」で同様の方法で実施。

注意点

罫線の注意点

表の外から線を引こうとすると四角い点線になり引けません。

四角くなっていないか確認してから線を引きましょう。

デザインの変更

表のデザインの変更

パワーポイントでは表のデザインを1クリックで変更することが可能です。

スライドイメージに合った配色や、罫線の種類にしていきましょう。

デザインの変更方法

表のデザインの変更方法

『テーブルデザイン』→好きなデザインを選ぶ

下タブをクリックすると一覧が出てきます。

自分のスライドイメージに合ったものを選びましょう。

表の色の種類

見やすい表を作成するポイント

初期設定のまま作成すると、罫線が目立ってしまったり、文字の配置が悪く見にくくなってしまいます。

表の主役は線ではなく文字

文字が見やすくなることを意識し修正しましょう。

見やすい表作成のコツ7つを解説していきます。

  1. 罫線の存在感を薄くする
  2. 配色は少なめに
  3. 整列させる
  4. グループを意識する
  5. 列の幅・行の高さを統一させる
  6. 強調は色でする
  7. 文章を記号に置き換える

1.罫線の存在感を薄くする

何度も言いますが、表の主役は文字です。

罫線の存在感はなるべく薄くし文字を目立たせていきましょう。

ポイント

  • 線を細く・薄くする
  • 線を減らす

線の太さは0.5~1pt

線の色はグレー

にすると罫線が目立ちにくくなります。

具体例で解説します。

悪い例|罫線が目立つ

罫線の存在感が強い

線が太く罫線に目が行ってしまいますね。

この表を修正すると

良い例|罫線を絞る

良い表の作り方

縦の罫線を削除しスッキリしました。

罫線の修正方法を解説していきます。

罫線の修正方法

罫線の太さの変更

表を選択してから『テーブルデザイン』→『線の太さ』と『線の色』の変更が可能です。

変更したら

表のスタイルの変更

『格子』を押せば全体の変更が可能です。

表の線はグレーにする

線は細めにし

色は薄めのグレーを選択するといい感じ。

おすすめは

横罫線のみの表

シンプルな表

余分な情報を減らしシンプルにしてあります。

データが読み取りやすくおすすめです。

横罫線のみの表の作成方法

線の太い表

全体を選択

枠なしを選択

『枠なし』を選択し

枠のない表

枠をなくす

部分的に表を選択

一番上以外の行を選択し

横罫線を引く

『横罫線(内側)』を選択

横罫線が引かれる

選択行に横罫線が引かれました。

さらにグループを分けるために上と下の行に太線を引いていきます。

上罫線と下罫線を選択

選択行はそのままに

『線の太さ』を1.5ptに変更し『上罫線・下罫線』を選択。

上と下の罫線を太くする

完成です。

2.配色は少なめに

色の数を増やすとごちゃついてしまい見にくい表になってしまいます。

表で使用する色は2種類までにしましょう。

悪い例|色の数が多い

配色が多い

多色を使用し、重要な部分がわかりにくい。

良い例|ポイントのみに色

強調部分のみ塗りつぶし

強調させたい部分のみに色を変えると見やすくなる。

表の色の変更方法

色を変更したい部分を選択

色を変更したい部分を選択し

塗りつぶしを選択

塗りつぶしを選択

部分的に色変更完成

好きな色を選択すると塗りつぶすことができます。

どの色で強調すべきか悩んだら【もう色で悩まない】パワーポイント初心者でもわかる色使いのコツ3選!こちらの記事も参考にして下さい。

3.整列させる

表は初期設定の状態で文字入力すると、文字が枠に近づき読みにくくなります。

文字の位置を整え読みやすくしていきましょう。

ここで大切なのは

  • 余白を意識する
  • 文字の位置を揃える

良い例と悪い例で解説していきます。

悪い例|文字を枠の間に余白がない

見にくい表

特にExcelで表を作成し、パワーポイントに貼り付けると余白がなくなります。

この例では上下・左右とも枠にかなり近づいていますね。

枠に近いと文字が読みにくく、目も疲れやすくなってしまいます。

良い例|枠と文字の間に余白がある

余白があり読みやすい表

セル内の上下・左右に余白を作りました。悪い例と比較すると読みやすくなりましたね。

このように余白一つで読みやすさが大きく変わってきます

また、単語のみの「罫線・配色・整列」などは中央に配置すると見た目が整います。

余白と文字の位置は意識したいポイントですね。

具体的に余白の作り方を解説していきます。

余白の作り方

図形の書式設定

余白を作りたい範囲を選択してから

右クリックで『図形の書式設定』

余白を入力

『文字のオプション』→『テキストボックス』→余白のサイズを入力

余白ができる

余白の量は

1文字分

が適切です。

文字の量によっても異なってくるので、最終的には実際に見て

見やすいと思える量に調整して下さい。

文字位置の整え方

文字位置の調整

『表ツール』→『レイアウト』→左右の調整と上下の調整ができます。

上下・左右・中央に揃える

単語は上下左右中央に配置すると見た目が整いますね。

数字位置の揃え方

数字は左揃えや中央揃えにしてしまうと、桁数がわかりにくくなってしまいます。

悪い例|数字中央揃え

桁が揃っていない表

良い例|数字右揃え

右揃えで読みやすく

右揃えで桁が揃い読み取りやすくなりました。

まとめると文字を整列させるときは

基本左揃え
強調したい単語・短文は中央揃え
数字は右揃え

で覚えておきましょう。

4.グループを意識する

Excelで作成した表をパワーポイントにそのまま貼り付けると

項目とデータの違いがわかりにくくなっています。

悪い例|同一色

Exelから貼り付けると見にくい

グループ化してわかりやすくしていきましょう。

グループ化するには

  • 背景色で分ける
  • 線で分ける

の2種類

良い例|背景色で分ける

項目に背景色でわかりやすく

良い例|線で分ける

線でグループ分け

読者の混乱を減らすことが、伝わるスライドのためには必要です。

パッと見てすぐに理解できるようグループ化していきましょう。

5.列の幅・行の高さを統一させる

表を作成していると、いつの間にか列の幅・行の高さがバラバラに

バラバラになっていると見た目が悪く、
読者がストレスを感じます。

列・幅は統一させていきましょう。

悪い例|列の幅

表の高さ・幅がバラバラだと見にくい

高さ・幅ともバラバラでなんだか気持ちが悪いですね。

良い例|列の幅、行の高さを統一

表の高さと幅を揃えると見やすい

スッキリ!!

表作成後は列の高さ・行の幅を統一させていきましょう。

パワーポイントには列の高さ・行の幅を統一させる機能がついているので紹介していきます。

表の高さ・幅の統一方法

表の高さ・幅の調整方法

『表ツール』→『レイアウト』→『高さ・幅を揃える』を押せば

列幅、行の高さが均一になります。

しかし高さ・幅を一括で揃えた際、窮屈になってしまったり過剰に幅が開いてしまうことがあります。

そんなときは左側の入力画面に直接高さ・幅を入力して調整して下さい。

6.強調は色でする

表でデータの一部を強調したいことありますよね。

強調する際によくやってしまうのが

「丸」で囲ってしまうこと。

悪い例|強調部分を丸で囲う

丸で囲うのは悪い強調

丸で囲うと丸が目立ってしまいデータが読みにくくなってしまいます。

良い例|強調したい背景に色

表は塗りつぶして強調する

背景色を変更したほうが落ち着いた印象でデータが読み取りやすいですね。

7.文章を記号に置き換える

表の中に文章が入っていると瞬間的に理解できません。

文章を○△✕のように記号に置き換えることでパッと理解できるようになります。

表を作成した際に文字が多く見にくい場合は

「記号に置き換えることができないか?」

を一度検討してみましょう。

オシャレな表を自作する方法

パワーポイントの「表」を使った作成方法以外に、図形を使って自作する方法もあります。

四角図形を並べていくだけなので以外に簡単。

オシャレに表を仕上げることができます。

グループが明確になるので瞬間的な理解もうながします。

「挿入」→「四角図形」を並べていくだけ。

タイトル側のみ塗りをつければグループがわかりやすくなります。

まとめ

見やすい表の作り方について解説してきました。

ポイントは

  1. 罫線の存在感を薄くする
  2. 配色は少なめに
  3. 整列させる
  4. グループを意識する
  5. 表の高さ・幅を統一させる
  6. 強調は色でする

この6つのポイントを抑えると表が格段に見やすくなり、伝わるスライドに近づきますね。

データを大量に集めて、良い情報が手に入ったとしても、

それが伝わらなければ意味がありません。

読者ファーストで、丁寧にわかりやすい表を作成していきましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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