【配慮】パワポテキストボックスを見やすくするコツ6選|行間・枠・色を整える!

テキストボックスのデザインを整えるコツ
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スライド作成する上で頻回に活用するテキストボックス。

こんな悩みありませんか?

・なんかギチっとして見にくくなる。
・枠や色をつけて文字を目立たせたいがやり方がわからない。
・文字を打ち込んでいくと勝手に文字のサイズが小さくなってしまう。
・テキストボックスを見やすくする方法教えて。

これらの悩みに全て答えていきます。

テキストボックスの行間はデフォルトだと少々狭く、文章を打ち込んでいくとギチっとした印象になります。

行間が狭くなると読みにくくなってしまいます。

またテキストボックスで文字を配置するだけだとスライドが味気なくなってしまうことも。

そんなときは枠をつけるのもおすすめ。

この記事ではテキストボックスを見やすくするコツ6選を紹介。

テキストボックスの

  • 見やすい行間の設定方法
  • 枠・色をつけ目立たせる方法

などを解説。

さらにテキストボックスのお悩みでよくある「文字を打ち込んでいくと勝手に文字サイズが変わってしまう」などの解決方法も解説していきます。

記事を読み終えると、テキストボックスを見やすく活用することができスライド全体の印象がガラッと変わります

今回の記事の内容を実践し見やすく・読みやすいスライドを作成していきましょう。

テキストボックスで行間の設定は必須。
見やすさが大きく変わります。

テキストボックスの基本的な追加や削除は【基本マスター】パワーポイントのテキストボックス追加、削除、ショートカットの方法で解説しています。

見やすい文字の大きさやフォントについても知っておきましょう。【美しい】パワーポイント見やすい文字にするコツ5選|おすすめフォント、大きさで解説。

スライド作成は時間がかかる。
「テンプレート」を活用し時間を短縮し、オシャレなデザインに仕上げていきましょう。
無料で使うこともできるので参考にして下さい。

時間短縮・伝わるデザインになるシンプルテンプレート紹介

目次

テキストボックスを見やすくするコツ6選

テキストボックスを見やすくするコツ6つを紹介します。

  1. 行間を整える
  2. 段落を整える
  3. テキストボックスの枠を整える
  4. 背景色を整える
  5. 文字と枠の間の余白を整える
  6. 使いやすく整える

最も重要なのは行間を整えることです。

詳しくみていきましょう。

コツ1.行間を整える

テキストボックスのデフォルトは行間がやや狭く、そのままではギチっとし読みにくい文章になります。

行間を広げる設定を行いましょう。

行間はの良い例・悪い例

悪い例|行間狭い

デフォルトは行間の倍率が1.0になっており少し狭い

良い例|行間広く

行間は倍率1.2~1.3に調整すると見やすくなる

行間の広げ方

STEP
行間から行間のオプションを開く
STEP
倍数から間隔を1.2~1.3にする

デフォルトの詰まった文章が

行間の倍数1.2でゆったりとし読みやすくなった。

行間の設定や文字のレイアウトのコツに関しては【デザイン原則】パワーポイント見やすい文字レイアウトのコツ|揃える、間隔空けるも参考にしてください。

おすすめの行間は1.2~1.3pt

適切な行間は1行の高さに対して0.75倍と言われており

倍数で設定する場合

1.2~1.3を入力すれば間違いない

注意点

行間を押してすぐに出てくるのは0.5刻みであり、1.5にすると行間が大きくなりすぎてしまうので「行間のオプション」で設定していきましょう。

0.5刻みは扱いにくい

行間調整と段落調整の違い

行間の調整以外にも段落調整も可能です。

改行の仕方で行間調整か段落調整か変わる

  • テキストボックス内で折り返された改行もしくはShift+Enterでの改行は行間で調整
  • Enterを押して改行をした場合は段落改行となり、段落間隔で調整

通常の改行と段落改行を使い分けることでさらに読みやすくなります。

段落調整を次に解説していきます。

行間と段落間を調整するだけで、ワンランク上のスライドになります。

コツ2.段落を整える

文章は段落がないと、区切りが生まれず内容の理解がしにくくなります。

スライドでは瞬間的に理解してもらう必要があるので、文章はなるべく短く区切って表現する必要があります。

その際に有効なのが段落を作ることです。

デフォルトだと段落改行してもスペースが生まれず、段落として認識できないので段落の設定をする必要があります。

段落を広げる

段落調整の方法

「行間のオプション」から段落前・後で調整可能です。

おすすめの段落間

段落のおすすめは12~18pt

12pt以上にすると瞬間的に区切りがわかるようになります。

コツ3.テキストボックスの枠を整える

テキストボックスは枠をつけることもできます。

図形を挿入しなくても枠をつけれるのは便利ですね。

枠をつけることでメッセージを強調することができます。

テキストボックスに枠をつける方法

テキストボックスに枠をつけるのは簡単

テキストボックスを選択した状態で図形の枠線を選択し

好みの色や太さを選択すればOK。

「実線/点線」の変更もでき様々な種類を作ることができます。

しかし枠は手っ取り早く目立たせることができるので多用しがち。
使いすぎると逆に見にくくなるので注意が必要です。

枠の上手な使い方は【簡単オシャレ】パワーポイント|図形の塗り・囲みを使いこなすテクニック8選!で解説しています。

コツ4.背景色を整える

テキストボックスに色をつけて目立たせることもできます。

背景色の設定方法

テキストボックスに背景色をつけるには

テキストボックスを選択した状態で「図形の塗りつぶし」を選択し

好みの色を選択すれば

完成

背景色はコントラストを意識して文字が読める色合いにしていきましょう。

コントラストを意識した文字については【もう色で悩まない】パワーポイント初心者でもわかる色使いのコツ3選!で解説しています。

コツ5.文字と枠の間の余白を整える

テキストボックスに枠や色をつけた際に注意すべきこととして

枠と文字の間の余白がしっかりととれているか?

を確認する必要があります。

枠と文字の間に余白がないと窮屈で読みにくくなるので注意。

余白がないと窮屈な印象

テキストボックス内の余白の作り方

STEP
図形の書式設定を開く

テキストボックスを選択し右クリック→「図形の書式設定」

「サイズとプロパティ」→「テキストボックス」へ

STEP
余白量を入力する

実際に入力しながら適度な余白量に調整していく。

0.5~1文字分あけると見やすくなります。

完成!

余白は意図的に作っていく必要があります。
細かい部分ですが、見やすくするには必要。

同様に余白を意識すべきものに表があります。【見やすい表の作り方】パワーポイントでの作成方法を画像つきで具体的に解説!も参考にしてください。

コツ6.使いやすく整える

デザインのみでなくテキストを機能的に使いやすくしていきましょう。

知っておくべき機能としては

  1. 自動調整
  2. 既定のテキストへの追加

テキストボックス自動調整のありとなしを使い分ける

自動調整なし

テキストボックスの「自動調整なし」に設定すると、テキストをボックスからはみ出るくらいに入力してもボックスのサイズが変わりません。

後でテキストボックスのサイズを調整したとしても、テキストに影響を与えることもないです。

テキストを自由に入力したいときにおすすめ。

はみ出す場合だけ自動調整する

「はみ出す場合だけ自動調整にする」に設定すると、テキストボックスいっぱいに入力した際にはみ出ないようにテキストのサイズが小さくなります。

表示するテキストのエリアを変更させたくない場合におすすめ

デフォルト設定のプレースホルダーはこの設定になっています。

テキストサイズが自動で変わってしまうのが嫌な場合は

「自動調整なし」or「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」にしておきましょう。

テキストに合わせて図形のサイズを調整する

「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」に設定しておくと、テキストボックス内で改行した場合などでもそれに応じて図形の形が変わります

  • 意図しない文字サイズになる
  • テキストボックスが過剰に小さく・大きくなる

を防ぐことができます。

テキストボックスを配置する際に最も扱いやすくおすすめ

図形内でテキストを折り返す

「図形内でテキストを折り返す」を押すとテキストボックスの幅に合わせて自動でテキストを折り返してくれます。

「自動調整なし」にしていて、テキストボックスの幅に合わせたいときは折り返し機能を使いましょう。

自動調整の設定方法

STEP
図形の書式設定を開く

テキストボックスを選択した状態で右クリック

「図形の書式設定」を選択

STEP
自動調整の種類を選ぶ

「文字のオプション」→「テキストボックス」から

自動調整の種類を選ぶことができます。

自動調整は複数あってややこしいですが
「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」が最も扱いやすいです。

既定のテキストに追加すると時短できる

テキストボックスはスライド作成する上で何度も使うもの。

1回1回行間・段落の設定や自動調整の設定、フォントサイズの変更をするのは手間がかかりますよね。

そのような時は「既定のテキストに追加」してしまいましょう。

このように行間や余白、太字などテキストボックス内で変更したものを「既定のテキスト」に追加すると次にテキストボックスを配置した際に同じ設定で入力できる。

既定のテキスト設定方法

設定は簡単

対象のテキストボックスで右クリックを押し

「既定のテキストボックスに設定」を押せばOK

行間を設定して既定のテキストボックスに設定しておくと、時間の短縮につながります。

テキストボックスはショートカットキーがないのでクイックアクセスツールバーに登録しておきましょう。

【時短】超便利!クイックアクセスツールバーの使い方|パワーポイントのおすすめも紹介

まとめ

テキストボックスを見やすくデザインするために必要なコツ6つを紹介してきました。

  1. 行間を整える
  2. 段落を整える
  3. テキストボックスの枠を整える
  4. 背景色を整える
  5. 文字と枠の間の余白を整える
  6. 使いやすく整える

行間の調整は「行間のオプション」から「倍数」を選択し「1.2~1.3」に設定するとちょうどよくなります。

この行間は文字サイズや文字量によって適切な幅が変わってくるので最終的には

「実際投影した状態で見やすいか?」で調整していきましょう。

段落の調整も行間と一緒にしていきましょう。

段落は改行時にEnterを押すことで挿入できます。

デフォルトだと段落間の設定は0になっており、段落を挿入しても変化がありません。

段落間を設定することで区切りが生まれスライドの読みやすさが向上します。

段落間の目安は12pt

テキストボックスには枠をつけたり背景色をつけることもできます。

目立たせたいメッセージに活用していきましょう。

注意点としてデフォルト設定のままだと、文字と枠の間の余白が小さすぎます。

「図形の書式設定」から上下・左右の余白設定をすることで見やすい枠のテキストボックスを作成できます。

最後にテキストボックスを使いやすくするための自動調整機能と既定のテキストボックスへの追加を紹介しました。

自動調整は「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」がおすすめです。

テキストボックスは何度も繰り返し使うものなので、文字サイズや行間を設定したものを既定テキストボックスへ追加しておきましょう。時短につながります

テキストボックスを使いこなし見やすいスライドを作成していきましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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