【極矢印デザイン】パワーポイントで矢印図形を使いこなすコツ|作成方法9種解説!

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パワーポイントで作れる図形

パワーポイントにはたくさんの矢印が準備されています。

スライドを作成する際は必ずといっていいほど矢印使いますよね。

矢印を使うときこんな悩みはありませんか?

・矢印がなんか不格好。
・矢印が目立ってしまう。
・違う形の矢印を作りたいが
 作り方がわからない。

矢印はあくまでも脇役であり、目立ってはいけません。過剰に大きくしたり、色を強くしてしまうと矢印に視線が向いてしまい、肝心のメッセージが伝わりにくくなってしまいます。

この記事で紹介する『矢印を使いこなすコツ』を実践すると、

誰でも簡単に、見やすく・伝わりやすい矢印を作成することができるようになります。

この記事では、矢印を上手に使うためのコツをお伝えし、具体的な矢印の挿入方法・編集方法について画像つきでわかりやすく紹介します。

記事を読み終えると、今後矢印で悩むことはなくなり、矢印を有効活用した図解やスライドを作成することができます。

ぜひ記事を読み、実践してみて下さい。

矢印は脇役。
目立ってはならない。

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目次

矢印を使いこなすコツを知る

矢印の使用目的は3つ

矢印の使用場面は

主に3つ

  1. 流れを作る
  2. 文章と文章を結ぶ
  3. 図形と図形を結ぶ

矢印で流れをつくる

矢印で流れをつくる

フローの図解で流れを表すのに使用されます。

矢印で文章と文章を結ぶ

矢印で文章をつなぐ

結論に導くときの視線の流れを誘導できます。

スライドではZの法則を意識すると良いです。

聴者の視線は左上→右上→左下→右下に移動します。

矢印で読者が悩まないよう誘導しましょう。

視線誘導を利用したテクニックに関してはこちらの記事も参考にして下さい。

図形と図形をつなげる

矢印で図形をつなぐ

図形同士を矢印でつなぐことで、要素のつながりをわかりやすくします。

要素が複数に分かれるとき。

図解でロジックツリーを表現するときに有効です。

矢印を上手くつかって、読者の視線を誘導。
悩まないようにしましょう。

矢印作成で意識してほしいコツは2つ

  1. 歪めない
  2. 色を目立たせない

歪めない

特にブロック型の矢印で要注意です。

矢印のサイズを変更すると、頭の部分が大きくなってしまうことがあります。

悪い例

矢印が太いと不格好

これでは矢印の形がダサいですね。

矢印は太くすると不格好になりやすいです。

一度形を整えサイズ変更をするときは

矢印はサイズを変えると崩れやすい

Shiftを押しながらサイズ変更

すると縦横比が固定され、形が整ったままサイズ変更ができます。

また、矢印の種類が違ったり・大きさが違うと統一感がなくダサくなります。

矢印の種類・大きさはなるべく一つに統一していきましょう。

良い例

矢印の大きさが一緒だと統一感が出る

良い例では矢印は太くしすぎず、矢じりと柄のバランスが整っています。

全て同じ形で統一感もあります。

目立たせない

矢印はあくまでも、文章と文章をつなげたり、流れを伝えるための脇役

目立ってはいけません。

よくあるのが

枠+塗り+目立つ色で盛り盛りデザイン

悪い例

矢印を原色で塗りつぶすを目立ってしまう

これでは矢印に目がいってしまいます。

良い例

矢印は小さめに控えめに使う

このように塗りのみにし、

色はグレーなど薄い配色にしていきましょう。

サイズに関しても、大きくする必要はありません。

少し小さめを意識するとちょうど良くなります

見やすい色の使い方に関してはこちらの記事も参考にして下さい。

矢印は歪ませない、目立たせないが鉄則。

矢印を使いこなす方法

矢印の挿入方法

パワーポイントにはさまざまな種類の矢印が準備されています。

挿入方法は2つ

  1. 図形から挿入
  2. スマートアートから挿入

図形から挿入する方法

図形の挿入
矢印を選ぶ

『挿入』→『図形』→任意の形を選択する

線・基本図形・ブロック矢印に矢印があります。

スマートアート(SmartArt)から挿入する方法

スマートアートは図解作成時によく利用する機能です。

フローや循環、集合関係を矢印を使ってわかりやすく表現してくれています。

図形に変換し使えるのでイメージに近いものがあれば使っていきましょう。

スマートアートの種類

『挿入』→『Smart Art』→任意の形を選ぶ

スマートアートはテキストも打てる

そのままだと図形にテキストを打ち込める設定になっています。

単純に図形のみを使用したい場合は

スマートアートを図形に変換

『変換』→『図形に変換』を選択していきましょう。

図形のみに変換

図形のみに変換されます。

スマートアートの注意点

スマートアートには派手な色や立体的な図形を簡単に作成することができます。

なのでついつい目立たせようと様々な装飾をつけてしまいがち。

伝わるスライドはシンプルが基本。

影や立体、3Dなどはなしにするのが良いです。

悪い例

立体図形は目立つ

このようなデザインは目立ちやすいが、悪目立ちする。

さらにカラフルにしてしまうと全体の統一感が損なわれやすいです。

良い例

色は少なめに表現する

装飾・配色を抑えシンプルな図形にして使用していきましょう。

各種矢印の使用方法

パワーポイントはさまざまな矢印を作成可能です。

一つずつ画像もふまえながら紹介していきます。

  1. ブロック矢印
  2. 三角矢印
  3. 曲線矢印
  4. 円矢印
  5. 直角矢印
  6. コの字矢印
  7. 分岐矢印
  8. お尻の尖った矢印
  9. フキダシ矢印

ブロック矢印

オーソドックスな矢印

最もオーソドックスな矢印ですね

ブロック矢印から選ぶ

『図形』→『ブロック矢印』から選択できます。

ブロック矢印は細かく形を変更することができます。

図形の編集方法

矢じしと柄の太さを調整可能

オレンジ色のマークを動かすと矢じりと柄それぞれの太さを調整することができます。

三角矢印

三角矢印

ブロック矢印よりも控えめな矢印。

目立ちにくいので、他の要素を目立たせたいときにおすすめの矢印です。

作成方法

基本図形から選択

『図形』→『基本図形』から選択。

使い方のポイント

三角図形の使い方

小さめに使用するのがポイント

三角を歪ませない

三角矢印も歪ませると不格好になりやすい。形を変えずにサイズ変更していきましょう。

曲線矢印

曲線矢印

画像などでカーブの動きを表現したいときに活用されますね。

曲線矢印は既存のものもありますが、どれも少々不格好で扱いにくいです。

既存の曲線矢印は使いにくい

なので今回は

『曲線』と『円弧』を使った作成方法をご紹介します。

曲線での作成方法

曲線を選ぶ

『線』→『曲線』を選択

曲げたい所でクリックすると曲線を作れる

曲げたい部分でクリックし最後にダブルクリック

曲線の完成

曲線が描けた

曲線に矢じりをつける

曲線が描けたら

右クリックで図形の書式設定を開き、『終点矢印の種類』を選択し矢印をつける。

曲線矢印の完成

完成

円弧での作成方法

円弧

『基本図形』→『円弧』を選択

円弧を伸ばす

オレンジ色のマークを動かし、任意の場所まで弧を伸ばす

円弧の終点に矢印

図形の書式設定から『終点矢印の種類』を変更し、サイズを調整して完成。

見た目の整った曲線矢印を作成することができます。

円矢印(循環矢印)

円矢印

1回転や循環を表現したいときに利用できますね。

作成方法

円の矢印は先程お伝えした円弧を使った曲線の作り方と一緒です。

円弧を伸ばす

オレンジマークをさらにグルっと伸ばせば完成。

簡単ですね。

直角矢印

直角矢印

要素の分解、切り替えの際に使用されますね。

直角矢印の作り方は2種類

  1. 太い矢印であればブロック矢印
  2. 線の矢印であればフリーフォーム

から作成します。

ブロック矢印での作成方法

ブロック矢印から選択

『図形』→『ブロック矢印』→直角矢印を選択

フリーフォームでの作成方法

線では直角矢印は準備されていません。

今回はフリーフォームでの描き方を解説します。

この方法を覚えておくと他にコの字型の矢印を作成するなど応用がききます。

フリーフォーム

『図形』→『線』→『フリーフォーム』を選択。

Shift押しながら伸ばす

開始でクリックし、曲げたい部分でもう一度クリックし最後にダブルクリックで完成。

直角はShiftを押しながら伸ばすと作成できます。

終点矢印の種類

最後に終点矢印を設定すれば完成。

直角矢印の完成

コの字矢印

上から下へ、下から上への移動を表現する際に使える矢印。

大カッコを変形して作ることができます。

作成方法

『図形』→『大カッコ』を選択

そのままだと角が歪んでいるので

オレンジ色のマークを上に引っ張ると

キレイなコの字に

右クリックで『図形の書式設定』→『終点矢印の種類』を選択すれば矢が追加される。

幅も調整し

完成

分岐矢印(コネクタ矢印)

コネクタ矢印

ロジックツリーなど、一つの要素を分解する表現をしたいときに使えるのが分岐矢印。

分岐矢印はコネクタを使うと簡単につくることができます。

ロジックツリーはパワーポイントでも作れます。

興味のある方はこちらの記事を参考にして下さい。

作成方法

線から選ぶ

『図形』→『コネクタ カギ線矢印』

コネクタを図形の黒マークにくっつける

つなぎ合わせたい図形を並べ、コネクタ矢印で図形を選択すると、黒いマークが出てきます。

この黒いマークにコネクタを合わせるとくっつけることができます。

次の図形にくっつける

つなぎあわせたい図形の黒いマークにくっつけます。

分岐コネクタ矢印の完成

同様に、もうひとつの図形にくっつければ、分岐矢印の完成。

おすすめポイント

コネクタ矢印の便利な点は、図形を動かしても吸着しコネクタがついてくること。

後から配置を変更するときも簡単です。

お尻の尖った矢印

お尻の尖った矢印

通常のブロック矢印を比較して、スピード感や勢いをイメージさせたいときに使えますね。

ブロック矢印での作成方法

図形の編集機能を利用して作成していきます。

図形の編集から頂点の編集

通常のブロック矢印を配置し、『図形の編集』→『頂点の編集』

黒いマークで図形を編集

黒いマークが出てきます。このマークを移動すると角の形を調整することができます。

黒マークを下に移動

上の黒いマークを下に移動します。

黒マークをあわせる 

下の黒マークを上と合わせれば完成

お尻の尖った矢印の完成

簡単ですね。

スマートアートでの作成方法

スマートアートにもお尻の尖った矢印はあります。

スマートアートの場合は

スマートアートでお尻の尖った矢印
図形に変換

『スマートアートのデザイン』→『変換』→『図形に変換』

図形を削除し完成

余分な図形を削除し、矢印のみにして使うことができます。

フキダシ矢印

フキダシ図形

グラフや写真の説明の際に使用するのがフキダシ

既存のものもありますが、歪みやすく形が不格好になりやすいです。

三角が大きいと不格好

なので作ってしまいましょう。

作り方は簡単。

四角と三角を『接合』するだけ。

具体的に解説していきます。

作成方法

四角と三角を準備

『図形』で四角と三角を準備します。

四角と三角を接合
図形の結合

2つの図形を選択した状態で『図形の書式』→『図形の結合』→『接合』

図形の接合
四角と三角を接合して完成

完成!簡単です。

丸と三角でフキダシ図形

丸と三角を準備すれば、丸形のかわいいフキダシを作ることもできちゃいます。

この方法で作成するとサイズを変更した際も歪まずに利用しやすくおすすめです。

矢印の素材を集める

・イメージしている矢印がない
・自分でつくるのもめんどくさい

という方はフリー素材を使うのも手です。

やじるし素材天国「矢印デザイン」

様々な矢印

このように多種多様な矢印がそろっています。

お好きなものをダウンロードしていきましょう。

参考記事

まとめ

矢印をきれいに作成するコツは2つ。

  1. 歪めない
  2. 目立たせない

サイズを変更する際はShiftを押し、縦横比を保ちながらサイズ変更を行いましょう。

矢印はあくまでも脇役。配色は地味な色にし、サイズも小さめにして目立たないように使用しましょう。

パワーポイントでは様々な矢印を作成することができます。

今回は8種類の矢印の作成方法を紹介。

  1. ブロック矢印
  2. 三角矢印
  3. 曲線矢印
  4. 円矢印
  5. 直角矢印
  6. 分岐矢印
  7. お尻の尖った矢印
  8. フキダシ矢印

パワーポイントには図形の編集機能があるので、上手に活用し自分のイメージに合ったものを使用していきましょう。

矢印を使って図解作成する際はこちらの記事も参考にして下さい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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