パワーポイントでのスライド作成で必ず知っておくべき機能の一つに
「テキスト入力」があります。
テキストを入力する際にこんな悩みありませんか?
・スライドにテキストボックスがたくさんあってどこから入力すれば良いかわからない。
・テキストを自分の好きな位置に入力したいがどうすれば良いかわからない。
・テキストボックスをいちいち挿入から追加するのがめんどくさい。
・テキストボックスにショートカットはないの?
これらの悩みに全て答えていきます。
スライドの初期設定ではプレースホルダーという見出しボックスと本文ボックスに分かれた部分からテキストを入力することができます。
しかし
- ボックスが大きすぎる
- 箇条書きになってしまう
- ボックスサイズを変更すると文字サイズも一緒に変わってしまう
など少々扱いにくいです。
なのでデフォルトのボックスを使用するのではなく、「挿入」から「テキストボックス」を追加してしまったほうが扱いやすかったりします。
この記事ではパワーポイントの基本操作である「テキストボックス」の追加・削除方法とともに、テキストボックスを最も速く挿入する方法。またテキストボックスを使う上での注意点について解説していきます。
この記事を読み終えるとテキストボックスにおいて悩むことはなくなり、テキスト入力を素速く済ませることができます。
テキストは必ず使用するもの。
上手く使いこなせるようにしていきましょう。
プレゼンスライドにおけるテキストには最適なフォントサイズや見やすい使い方があります。
スライド作成は時間がかかる。
「テンプレート」を活用し時間を短縮し、オシャレなデザインに仕上げていきましょう。
無料で使うこともできるので参考にして下さい。
パワーポイントのテキスト入力方法は4種類
パワーポイントでテキストを入力する方法は意外に多く4種類あります。
それぞれの入力方法のメリット・デメリットを紹介します。
- プレースホルダー
- テキストボックス
- ワードアート
- 図形
4つのテキスト入力メリット・デメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
プレースホルダー | 決まった文字サイズで入力できる 箇条書きを簡単につくれる | 枠が大きい 箇条書きを外す必要がある 枠のサイズを変えると一緒に文字サイズが変わる |
テキストボックス | テキストを好きな位置に配置できる | ボックスを追加する操作が必要 |
ワードアート | 特殊なテキストで目立つ | 上手く使わないとダサくなる |
図形 | 強調できる グループを作れる | 図形のサイズや色の調整で時間がかかかる |
テキストボックスが自由度が高く使いやすい。
プレースホルダー
スライドにデフォルトで入っている点線で囲まれた部分ですね。
プレースホルダーをクリックするとテキストを入力できる状態になります。
メリット
- すぐにテキストを入力することができる
デメリット
- 枠が大きかったり、箇条書き設定になっているため少々使いにくい
テキストボックス
テキストを入力するためのボックス。
メリット
- 好きな場所にテキストを配置することができる
デメリット
- 「挿入」から「テキストボックスの追加」をする必要がある
ワードアート
「挿入」→「ワードアート」を選択すると使用できます。
メリット
- 影をつけたり、立体にしたり、ストライプを入れたり
特殊な加工でテキストを入力することができます。
デメリット
- 個性的なので、下手に使うとデザインが崩れダサくなる
使用難度は高くプレゼン資料では基本使わないほうが良いです。
図形
図形を挿入してから図形の中にテキストを入力することもできます。
入力方法は
「挿入」から「図形」を配置し、図形を選択した状態でテキストを打ち込めばOK。
図形を使用することで
メリット
- 強調できる
- グループを作れる
といった効果が得られます。
強調できる
グループを作れる
デメリット
- 図形を配置する手間がかかる
- 図形の色や枠を上手く使わないとダサくなる
図形の上手な使い方や注意点については【これだけで変わる!】知っておきたい図形と文字の上手な組み合わせ5選!で解説しています。
テキスト入力は4種類
たくさんあり悩んでしまいますが
基本はテキストボックスで良いです。
テキストボックスの追加方法
テキストボックスの追加は簡単ですが、何度もやる作業なので素速く行う方法を覚えておくと作業の時短につながります。
- 基本の追加方法
- 素速く追加する方法
を解説します。
基本の追加は挿入からテキストボックスを選択
「挿入」から「テキストボックス」を選択
横書きか縦書きを選択
スライドの好きな場所、好きな大きさに配置することができます。
素速く行うにはショートカットキーではなくクイックアクセスツールバー
挿入は簡単ではありますが、何度も行う作業なのでショートカットキーが欲しい所。
しかしパワーポイントにはテキストボックスのショートカットキーはありません。
なので操作画面の一番上に表示されるクイックアクセスツールバーに配置しましょう。
クイックアクセスツールバーに配置しておけば、直接テキストボックスを配置できます。
クイックアクセスツールバー配置の方法
テキストボックスのアイコン上で「右クリック」を押し「クイックアクセスツールバーに追加」を押せばバーに追加されます。
一度追加してしまえばバーから直接テキストボックスを挿入できます。
テキストボックス以外にも良く使う「図形」や「揃え」を配置しておくと便利。
クイックアクセスツールバーに使用頻度の多い項目を追加しておくと作業がはかどります。
おすすめについては【時短】超便利!クイックアクセスツールバーの使い方|パワーポイントのおすすめも紹介で詳しく解説しています。
クイックアクセスツールバーは時短に必須。
テキストボックスは必ず配置しておきましょう。
テキストボックス追加には使えませんが、ショートカットキーで行える作業は多くかなり時短できます。
おすすめのショートカットキーについては【爆速30選】パワーポイントのおすすめショートカットキー一覧!画像つき解説で解説。
テキスト入力はボックスをクリックしてから
テキストボックスへのテキスト入力はボックスをクリックしそのまま入力すればOK。
入力したらテキストサイズや太さを調整していきましょう。
見やすいテキストサイズやフォントの種類については【初心者でもできる】伝わるパワーポイントの作り方|見やすい文字にするコツ5選!で詳しく解説
テキスト入力の注意点
スライドのデフォルト設定にあるプレースホルダーから入力すると
箇条書きでの入力になるので注意。
ボックスのサイズも大きいので調整が必要です。
箇条書きにしたい場合のみプレースホルダーで良い。
テキストボックスの削除方法
テキストボックスの削除方法について解説します。
削除はボックスが実線になればできる
ボックスを選択し「Deleat」か「BackSpace」で削除できます。
注意点 ボックスが点線だと削除できない
ボックスの枠が点線だとテキスト入力の状態になり「Back space」を押してもボックスの削除ができない
ボックスが消えない!
と焦ったら
ボックスが実線になっているか確認しましょう。
枠をクリックすれば実線になります。
テキストの部分を押したけどボックスが出現しない!
その場合は
スライドマスターで設定されている可能性があります。
スライドマスターで設定されたものは通常のスライドで操作することができなくなります。
スライドマスターからの削除方法
「表示」→「スライドマスター」
スライドマスターを表示して対象のボックスを削除しましょう。
スライドマスターの機能や操作方法に関しては【圧倒的時短】パワポスライドマスターの使い方|おすすめ設定5選で詳しく解説しています。
まとめ
パワーポイントの基本操作であるテキストボックスの追加・削除の方法について解説してきました。
まずテキストの入力方法は4種類
- プレースホルダー
- テキストボックス
- ワードアート
- 図形
それぞれのメリット・デメリットについて紹介。
プレースホルダーは箇条書きでの入力になってしまったり、ボックス自体が大きく調整が必要。
少々使いにくいのでテキストボックスで入力するのが最もおすすめです。
文章を強調したい場合はワードアートや図形を使用していきましょう。
ただワードアートは目立ちすぎてしまい誤った使い方をするとダサくなってしまうので注意です。
次にテキストボックスの追加・削除方法を解説。
追加は「挿入」からできます。簡単に行えるものの、何度も繰り返す操作でありショートカットキーを使いたい所。
しかしテキストボックスにはショートカットキーがないので、「クイックアクセスツールバー」に追加しましょう。
追加したい機能で右クリックし「クイックアクセスツールバーに追加」で簡単にできます。
テキストボックスは追加しておきましょう。
削除する際の注意点として、ボックスの枠が点線の状態だと削除することができません。削除できない場合は枠をクリックし実線にしてから行ってみましょう。
テキスト入力は基本中の基本操作であり、目的に応じてしっかりと使っていけると良いですね。