スライド作成の際に文字だけスライドだとなんだか寂しい。
そんなときは吹き出しでコメントを入れることでワンポイントになります。
しかし
・吹き出しの作り方がわからない
・デフォルトの吹き出しはなんかダサいから嫌だ
・吹き出しのツノを2つにしたい
・吹き出しの編集方法を教えてほしい!
このような悩みがあるかと思います。この記事を読めば悩みは解決。
吹き出しを使って文字だらけのスライドから脱却しましょう。
吹き出しを使うと
- メッセージを強調できる
- 人物のコメントとして使用できる
- 画像の補足ができる
吹き出しの使い道は多いです。ぜひ作り方をマスターし使いこなしていきましょう。
この記事ではパワーポイントでの基本的な吹き出しの作り方と、吹き出しの編集方法。
さらに吹き出しを自作する方法についても詳しく解説していきます。
デフォルトの吹き出しはツノの部分がのっぺりしていたり、短かったりして少々ダサいので自分で編集すると整った吹き出しとなります。
この記事を読み吹き出しの作り方をマスターし使いこなすことで、目を惹くスライドを作成できるようになります。
ぜひ使い方を覚えて実践していきましょう。
吹き出しは文章よりも、図に近いので瞬間的に理解できる
吹き出しと一緒に使う人物のイラストは【ビジネスで活躍】プレゼン資料作成におすすめのフリーイラスト素材|全て無料!で紹介。
おしゃれな吹き出しを作りたい方は【注目度UP】パワーポイント吹き出しをオシャレにデザイン|無料素材サイト紹介も参考にしてみてください。
スライド作成は時間がかかる。
「テンプレート」を活用し時間を短縮し、オシャレなデザインに仕上げていきましょう。
無料で使うこともできるので参考にして下さい。
パワーポイントでの基本的な吹き出しの作り方
パワーポイントでは図形として吹き出しが準備されています。
作り方を解説していきます。
吹き出しの作り方
「挿入」→「図形」で
「吹き出し」の中から挿入したい吹き出しを選択する
目的のサイズに調整して配置して完成!
図形を使えば簡単にできますね。
パワーポイントで作れる吹き出しのパターン
吹き出しのパターンは主に5つ
目的の使用用途に応じて使い分けましょう
形 | イメージ | 使用場面 |
---|---|---|
四角 | 堅い | ビジネスで文章の補足説明 |
角丸 | 優しい | 人物のコメントとしても、補足説明としても使いやすい |
円 | コメント ポイント | 人物のコメント おすすめ、大事のようなポイントを示すときにも |
モクモク | 頭の中の考え | 聴者の悩みなどを表現 |
線+図形 | 説明 | 写真や図の説明を線で指し示す |
伝えたいイメージによって吹き出しの形も変えていきましょう。
吹き出しの編集方法
デフォルトの吹き出しはツノ(三角形)の部分が少し横長で少々ダサい。
頂点の編集を使えば狭くすることができます。
頂点の編集でツノ(三角形)の形を変える
ツノの部分を変えるには頂点の編集をします
頂点の編集方法
「図形の書式」→「図形の編集」
「頂点の編集」を押すと
黒点が出現
黒点を移動すると図形の形が変わります。
今回はツノの部分を狭くしたいので赤丸で囲った部分を操作します。
両側を閉じるように引っ張ると。
ツノの部分が小さくなりました。
同様の方法でツノの先端を伸ばせば、ツノを長くすることもできます。
黒点を移動する際、斜めに移動すると吹き出しが歪んでしまうので注意!
ツノ(三角形)を2つにする方法
吹き出しのツノを2つに分けて使用したいときもありますね。
デフォルトの吹き出しにはありません。
方法としては頂点の編集から黒点を横に引っ張ってツノを出すこともできますが
形がいびつになりやすく、思うように操作できません。
頂点の編集でツノを出す
形がいびつになりやすい
なのでおすすめの方法は「図形の接合」
別の図形を一つ作り接合する方法です。
解説していきます。
図形の接合でツノを2つにする方法
吹き出しとは別でツノの形に合った図形、今回は三角形を作ります。
三角をツノをつけたい部分に配置。
接合したい図形を選択し
「図形の書式」→「図形の結合」
「接合」を選択
完成
図形を作って重ねて接合するだけなので意外に簡単です。
別図形の色・枠は接合すると同じになります。
なので色は気にせず、まずは接合してしまいましょう。
吹き出しは図形で作ることができました。図形はその他にも矢印を作成することもできます。
【極矢印デザイン】パワーポイントで矢印図形を使いこなすコツ|作成方法9種解説!もあわせて参考にしてください。
吹き出し文字の入力方法
吹き出しのツノの部分を伸ばしすぎると、文字入力する際に中心の位置がずれてしまいます。
なぜなら吹き出しはツノを含めて一つの図形としているためです。
ツノを伸ばすと文字が下部に配置されてしまう。
なので、ツノが長い場合は直接入力するのではなく、テキストボックスを上から配置する方法をおすすめします。
テキストボックス配置で文字入力
「挿入」→「テキストボックス」
吹き出しの外に一旦配置し文字入力
吹き出しの中にテキストボックスを移動する
注意点
テキストボックスを配置する際に図形の中に直接置くとボックスがキャンセルされ、通常の入力に切り替わってしまいます。
図形の外にテキストボックスを配置し、文字入力してから移動して下さい。
移動したらグループ化しておくとズレがなくなり修正しやすくなります。
また、グループ化しておかないと後で移動した際にボックスがずれてしまいます。
グループ化はショートカットキーCtrl+Gでも一瞬でできます。
テキストボックスを上手に配置する方法は【基本操作】パワーポイントのテキストボックス追加、削除、ショートカット方法で解説しています。
吹き出しの色を変更する・枠をつける
吹き出しの色を変更したり、塗りから枠の吹き出しに変更することもできます。
色の変更
色の変更は「図形の書式」→「図形の塗りつぶし」
任意の色を選んで完成
スライドイメージに合わせた色を選択するとデザインが整います。
相性の良い色については【もう色で悩まない】パワーポイント初心者でもわかる色使いのコツ3選!で解説。
枠をつける
枠をつけるには「図形の書式」→「図形の枠線」
枠の色や枠の太さを調整
枠がつきました。
枠+塗りだと少々くどいので
「塗りつぶしなし」を選択し、枠のみにしてしまいましょう。
完成。
図形は基本的に塗りか枠どちらかだけで使いましょう!
塗りと枠をどのように扱えば良いかは【簡単オシャレ】パワーポイント|図形の塗り・囲みを使いこなすテクニック8選!で解説しています。
吹き出しを反転する
吹き出し図形を作成した後に
反対側にツノをつければよかった
となることもありますよね。
安心して下さい。図形の「反転」を使えば作り直す必要はありません。
反転方法
「図形の書式」→「回転」
「左右反転」を選択すれば
図形が反転
反対側にツノを出したいときに便利ですね。
その他にも90°回転や上下に反転することもできます!
吹き出しを自作する方法
吹き出しは頂点の編集でツノの形を調整することができますが、歪んでしまったり思うようにいかないことも多いです。
そんなときは図形を組み合わせて自分で吹き出しを作ってしまうのも手です。
おすすめの吹き出しの作り方を紹介します。
丸吹き出し
正円はShiftを押しながら円を配置すると作成することができます。
重ねる
接合すれば完成
角丸吹き出し
角丸図形は「図形」の「四角形」にあります。
オレンジ色の丸い点を移動することで角の丸みを調整可能。
丸みは小さいほうがデザインとして整います。
調整したら、三角図形を角丸図形にのせ「図形の接合」
完成!
影付き吹き出し
黒くした吹き出しを「配置」から「背面」に移動
オシャレな吹き出しも作れますね。
自分のイメージにあったものを作れます。
意外に簡単なので自作するのもおすすめ。
吹き出しは無料素材も豊富に揃っています。【注目度UP】パワーポイント吹き出しをオシャレにデザイン|無料素材サイト紹介を参考にしてください。
まとめ
吹き出しはスライドに入れると目を惹きます。
聴者に注目して欲しい部分に挿入したり、人物のコメントを表現するときに有効に使えます。
今回の記事では吹き出しの作り方と編集方法について紹介しました。
吹き出しは図形から挿入すれば簡単にできます。
ツノの部分の編集方法は2つあり
- 頂点の編集からツノを追加する
- 三角図形を配置し図形の接合で追加する
頂点の編集は操作の際に歪みやすかったり、思うような形を作れなかったりするので、別図形を準備し接合でくっつけてあげる方法がおすすめです。
さらに
図形の接合を利用すれば、吹き出しを自作することもできます。
今回は丸吹き出し、角丸吹き出し、影付き吹き出しの作成方法を紹介。
慣れると数秒で作成できてしまうので、覚えておくと便利です。
吹き出しを使いこなしてスライドにメリハリを出し惹きつけるプレゼンを実施していきましょう。